深夜電力は安い

深夜電力は安い

深夜電力を利用した電気代の節約方法を紹介します。
一人暮らしで日中、仕事でいない人や夜に電気を使うことが多い人に向いているプランだといわれています。

深夜電力とは

1日の電気の使用量は日中の使用量が多く、夜は少なくなっていきます。
電力会社は日中の一番使用量の多い時間帯に電力を供給できるように設備を整えていますが、夜間になると電気使用量が少なくなるので電気が余ってしまいます。
発電は燃料の性質から時間帯別に発電量を細かくコントロールするのが難しいためです。
そのため電力会社として発電量を一定にしたいという思いがあるので、需要の少ない夜の電力使用量を伸ばそうと工夫しているわけです。
電力会社によって深夜電力となる時間帯は違いますが、23時から翌朝の7時となっています。

深夜電力を使ったプラン

日中は仕事で家にいないので、電気は夜しか使わないという人のために時間帯別のプランが用意されています。
プラン内容は電力会社によって違いますが、1日を昼と夜、または朝、昼、夜に分けて違う料金単価に設定するプランです。
東京電量の夜得プランなら、夜間の電力料金を通常よりも7円ほど安くなります。夜型の生活なら電気料金が安くなる可能性があります。
しかし昼間の電力料金がその分4円ほど割増しになり、場合によっては高くなる恐れもあるのでよく考えて選ぶ必要があります。

深夜電力を契約している人はどんな人?

深夜電力を利用している人は、夜間に給湯する電気温水器や夜間蓄熱機器を設置している家庭で多く見られます。
これらの機器は深夜電力を利用することで、日中の給湯や暖房を安い料金で利用できます。

深夜電力を使って電気代を節約する方法

夜間料金が割引になるプランを設定した場合、電気を使う時間帯をしっかり考える必要があります。
具体的な方法としては、

  • 仕事で日中の時間帯は家にいない。
  • 家事をまとめて夜間や早朝にする。タイマーのついている家電であれば夜の時間稼働するように設定する。
  • 土日祝日も安くなるプランなら、土日にまとめて家事をする
  • オール電化にしていて、夜間に蓄熱や給湯する

があります。
注意点としてスマート契約というプランで契約した場合、多くの電化製品を同時に使うことがあれば電気料金が上がってしまうリスクがありますので注意してください。
スマート契約とは、東京電力が開発した料金プランです。メーターで計測した当月と直前のピーク時の電力によって基本料金が決定する仕組みです。