格安シムで固定費を削減

格安シムの選び方

毎月の出費といえば、水道光熱費や交通費など、節約しようと思っても大幅に節約することができない大切なものばかりです。
携帯電話の通信費も欠かせない出費のひとつで、毎月5,000円以上払っている人も珍しくないのではないでしょうか。
ところが、月々の必要経費の中でも節約がしやすいのがスマホ代なのです。

DOCOMOやソフトバンク、auなどのような大手のキャリアは一般に月額料金が高めに設定されていて、節約しようと思っても支払金額があまり安くならないのが特徴です。
スマホ代を抑えてできるだけ節約したいというのであれば、大手キャリアから格安シムに乗り換える方法があります。
大手キャリアの月額料金が5,000円以上なのに比較して、格安シムの中には月々1,000円前後の料金で契約できるキャリアがたくさんあります。
格安シムへの乗り換えを考えている人は、月々のデータ容量や平均通信速度などをよく比較検討した上で選ぶことが大切です。

格安シムのメリット

格安シムの中には、大手キャリアと同程度の通信速度を維持しているキャリアが多く、スマホを使っていても不便さを感じないことがほとんどです。
しかも月額料金が安いので、大幅な節約が期待できます。

格安シムの中には、使ったデータ量に応じて料金が段階的に設定されているところもあります。
これなら、大手キャリアでもかなりリーズナブルな月額料金で使用することができて便利です。
例えば楽天モバイルの場合、使用データ量が一ヶ月3GBまでであれば、月額は1,078円と格安です。
海外に出張に行くことが多くて国内ではあまりスマホを使わない人、またはスマホではデータをほとんど使わない人などにはおすすめの料金設定と言えるでしょう。

格安シムの注意点

ただし、格安シムにもデメリットがまったくないわけではありません。
まず注意したいのがサポート体制で、国内のいたるところに店舗を構えている大手キャリアとは違い、格安シムのキャリアの中には実店舗がなく、メールや電話のみのサポート体制が敷かれているところがあります。
このようなキャリアの場合、何かトラブルが起きても対応が遅れることが考えられますので、不安な人にはあまりおすすめできません。

初期設定やデータ移行に関しても自分でしなければならないことも多く、これまでキャリアに任せていた初期設定で苦労することもあるかもしれません。
さらに格安シムの場合、大手キャリアが提供している「家族割」や「学生割」がないことが多いので、特典を活用できず、かえって損をしてしまう可能性があります。
購入できる端末の種類が少ないのも、格安シムのデメリットですので、キャリアを乗り換える際には十分に注意しましょう。