春の旬:野菜編

魅力ある春野菜

春にしか食べられない春野菜っていくつかありますよね。
春になるとスーパーに春野菜が並びますが、春野菜は美味しいのはもちろんですがそれ以外にも魅力があります。

基本的に春野菜というのは、口に入れると多少の苦みを感じる食材というのが多いですよね。
暖かくなると、虫も出てきますから春野菜は害虫から自分の身を守ろうとすることによって苦みの成分を出すと言われています。

その春野菜の苦みの成分というのが「植物性アルカロイド」と言います。
この植物性アルカロイドはただ苦いだけの成分ではなく、身体の老廃物を排出してくれる働きも持っていると言われているので、その苦み成分も春野菜の魅力の1つです。

春野菜といえば

春野菜といえば色んなものがありますよね。
まず1つ目の春野菜といえば筍です。
筍は、食物繊維をたっぷりと含んでいるだけではなくカリウムやアミノ酸も豊富に含んでいて、疲労回復にも最適の食材です。

春先に道端でもよく見かけられるふきのとうも春野菜の1つです。
食物繊維やカリウム・マグネシウムといったミネラル類を豊富に含んでいる春野菜です。
基本的にふきのとうは鮮度が重要な食材で、鮮度がおちるとそのぶん灰汁が強くなるため早めに食べるのがおすすめです。

菜の花も忘れてはならない春の野菜です。
菜の花はβカロテンが豊富に含まれていますし、他にもカリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄分など栄養を豊富に含んでいる春野菜です。

春野菜のおすすめレシピ

たけのこは調理法が豊富な春野菜です。
たけのこの場合、ご飯と一緒に炊いてたけのこご飯というのも良いですし、わかめと一緒に煮る若竹煮などもおすすめです。

しかしできるだけ手間を抑えて味を楽しみたい人におすすめなのがたけのこのステーキです。
たけのこのステーキはフライパンで焼いて味付をするだけなので、手間もなく食べたい時にささっと食べることができるのも魅力です。

また、菜の花とたけのこを一緒に炒めてバターと醤油で味付けするレシピも簡単です。
1度に2つの食材を楽しむことができるというのも、春をめいっぱい楽しめるので良いでしょう。

子供よりも大人好みの味が多い

春野菜は春という短い期間しか楽しむことが出来ない食材です。
少しのほろ苦さは味のアクセントにもなりますし、特に大人に好まれやすい味ともいえますよね。

栄養面を見てみても、野菜によって栄養素が豊富に含まれているので積極的に摂ると身体にとっても良いでしょう。
春野菜の中にはスーパーで購入できるものもあれば、自分で自生している場所に行って採ってくることができるものもあります。

春野菜を色んな調理法で楽しむことによって、はるの食材を余すことなく健康的に取り入れてみてはいかがでしょうか。