春の魚
魚にも旬があります。
旬の魚というのは、通常の時よりも脂が乗っていたりと旬の魚を食べるメリットはあります。
では春が旬の魚とは何だろうということになりますが、よく見てみると春が旬の魚というのはたくさんあり、代表的なものであれば鯛が挙がります。
一年中見かける魚ではありますが季節問わず流通しているものは養殖のもので天然の物の旬は大体2月から6月で春がメインになっています。
そのほか鰆や鰹・鯵・メバルなど春が旬の魚にスポットを当ててみると多様な種類の魚が挙がります。
それぞれ違った味わいがあるので、春にはこの旬を迎える魚たちを楽しんでみると良いでしょう。
鰆のおすすめレシピ
獲れたての新鮮なさわらやお刺身や焼き霜づくりで食べると美味しく食べることができます。
ですが、鰆のことを白身魚だと思っている人もいるのではないでしょうか。
実は鰆は赤身の魚のサバ科に属している魚で、成分的にも赤身魚と同じです。
そのため肉質は水分が多いので傷むのが早く時間が経つと臭みも出やすくなっています。
そのためある程度時間が経過したものだとお刺身や焼き霜づくりで食べるというのも難しくなってきます。
そこでそういった問題を解消するには西京焼きや幽庵焼きなどの調理方法がおすすめです。
このような調理法であれば、気になるクセなども感じにくくなるので美味しく食べることができますし、作り置きもできるというメリットがあります。
鰹のおすすめレシピ
鰹といえば、戻り鰹をイメージする人もいるかもしれませんね。
春の鰹は初がつおといい、戻り鰹と比較すると脂のりは少ない傾向にあります。
基本的に鰹の調理されたものだと、缶詰などといった加工品か鰹の叩きを連想させる人も多いでしょう。
基本的に鰹は鮪と同様に加熱調理をすると、身がパサついてしまうという特徴を持ったっ魚です。
そのためパサつきが嫌いな人にとって鰹は加熱調理が向かない魚です。
そのため初がつおを調理するときにはカルパッチョ風のレシピに挑戦してみるのがおすすめです。
パサつきなども気になりませんし、たくさん野菜を加えると野菜もしっかり摂れて美味しくてヘルシーな健康的なレシピになります。
調理法で大きく味を変える事ができる
春が旬の魚を見てみると、色んな魚があるので春の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
魚の肉質によって適した調理方法も違ってくるので、春の旬の魚を調理する場合には調理方法の相性についても確認しておくと味や食感を損なわず美味しく食べることができます。
その魚の特徴を理解しておけば、どのようなレシピが合っているのかも分かりやすくなります。
美味しい時期にその魚の魅力を最大限に楽しめる調理方法を活用してしっかり味わってみてはいかがでしょうか。