エコライフとは環境に対して行動していける生活スタイルのことです。
エコライフへの取り組みは人によって違います。しかし、その取り組みがたくさんの人々に伝われば、環境に対しての意識が向上していくでしょう。
環境にやさしい生活をしてみませんか?
今回はエコライフについて解説します。
エネルギーに関するエコライフ
日本は資源に乏しい国で、エネルギーのほとんどを輸入に頼っているのが現状です。
とくに石油へのエネルギー依存度は49%にのぼり、約9割は中東産油国から輸入しています。
エネルギーのことを考えて生活することはないのですが、家電の購入や使用時に思い出してくれれば幸いです。
家電について
家電で電力消費量が多いのはエアコンです。エアコンの消費量は家庭の4分の1を占めるといわれ、複数台持つ家庭も少なくありません。
これだけの電力消費量ですが、省エネ型のモデルを購入できれば効果は絶大です。省エネ型は財布にもやさしく10年前のモデルに比べると年間1万円以上の節約ができるでしょう。
車について
多くの車が走っていますが、エネルギー消費の問題や排気ガスの大気汚染、温室効果ガスの問題などさまざまな環境問題をかかえています。
しかし、生活の中で欠かせないという人は多いのではないでしょうか。
1kmの渋滞があった場合、車が1台5mと計算すると200台が渋滞に巻き込まれたとします。この車に1人しか乗っていなかったらたった200人です。
路線バスであれば数台ですむ計算になりますし、渋滞も発生しません。
車は便利ですが、朝の時間はバスや電車などの公共交通機関を利用してみませんか?
水に関するエコライフ
蛇口から流れる水は1秒間にどのくらいか知っていますか?
1秒当たり200ccで、5秒流しっぱなしにすると1リットルになります。500ミリリットルのペットボトル2本分が5秒で同じ水が流れるわけです。
歯を磨くときや顔を洗うとき、水を出しっぱなしにしていませんか。
使うときだけ流すようにしましょう。
また、食器を洗うとき油汚れがついたままいきなり洗っていませんか。いきなり洗うと油を下水にそのまま流すことになります。
河川や海の汚染の7割は、家庭排水が原因です。油汚れは一度キッチンペーパーなどの紙でふき取ってから洗うといいでしょう。
ただし、ふき取った紙はゴミとなります。トータルで環境のことを考えると紙を使ってゴミが増えるので、ふき取ることが正しいとも限りません。
このような場合、どの方法が環境にとってよいのか考えることがエコライフにつながります。